ブックタイトル究極の英語「音トレ」 試し読み

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概要

究極の英語「音トレ」 試し読み

19聞き取りにくい「なまの自然な英語」を最短コースで攻略するPart 1 ところが「生の自然な英語」になると、この日本語的な読み方とは、まるっきり180 度変わったものになってしまうのである。英語は元来、モーラとは対照的な、典型的な強勢(stress)主体の言語である。日本語的な読み方とは違って、一語ずつを意識しないで普通にしゃべるようにすればするほど、この強勢がいくつものフレーズをひとまとめにして、一定の間隔でリズムとなって聞こえてくるようになるはずだ。 そうなると、左ページのカタカナは、下のようにガラッと変わったものとして聞こえることになる。これが、秒速数分の1のスピードでリズミカルに流れてくるわけである。ヂュ ライサム ウォーラ 日本語のモーラのように、伸ばし気味でゆっくりというわけにはいかない。文は、一瞬に過ぎ去っていく。文字に引きずられたお経読みの真逆と言ってもいいだろう。聞きにくくなるのは、たんにスピードの違いだけの問題ではないことがよくわかる。「生の自然な英語」には、特有のリズムやイントネーションが必ずついて回る。もし、無理にコントロールすることで不自然なスピードにしてしまうと、自然な英語らしいリズムやイントネーションがなくなってしまう。加えて、まとまったフレーズ(チャンク)単位で素早く発音される際に特有の音の変化なども、ほとんど見られなくなってしまうことになる。そう、ダブル、トリプルで「生の自然な英語」とのギャップが生まれてしまうのだ。どうすればそのギャップを効率よく埋められるのか?――まずはこの準備態勢作りを!E では、そのギャップを実際に感じており、そのギャップを何とか効率よく埋めたいと思っている人たちは、一体どうすればいいのだろうか?