ブックタイトル究極の英語「音トレ」 試し読み

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概要

究極の英語「音トレ」 試し読み

16ある。実践的な英語力のなかでもとりわけ切実に求められているのは、ほかならぬ実践的なリスニング力である。そこになにがしかの問題点があるとすれば、原因は「上げ底のリスニング力」と「本当のリスニング力」のギャップにある、ということだ。 問題の本質は、英語がそれなりにできるはずの人たちの盲点であり、泣きどころが、実は本書で取り上げている「生の自然な英語」(naturaland authentic English)であるという事実である。自分の《リスニング力》のレベルを判定する際、ほとんどの人は、現行の多種多様なテストのレベルやスコアなどで表示したり、それに対応させた目安を用いたりすることが多いからだ。 しかし、現行の英語能力テストでは、国内外のもののほとんどが「生の自然な英語」そのものをその測定対象にはしていない。権威のあるどのような英語のテストでも、現行のものはあくまで受験者数との兼ね合いで、客観的(objective)で実践的(practical)なテストとして作られている。こうしたテストが制御され、「作られた」リスニング素材を用いている以上、必ずや対策や攻略が可能になってくる。テスト攻略法(test-taking strategy)が上手ければ、必然的に「上げ底のリスニング力」に基づいた高スコアを獲得できる、という理屈である。 そのため、テスト対策のセミナーを運営する側から見ると、対策も立てやすく、実に組みしやすいことになってしまう。コントロールされているがゆえに、生の英語のように予期しない話題やハプニングの連続なTOEIC900 点底上げのリスニング力本物のリスニング力生の自然の英語