ブックタイトル多聴多読マガジン Vol.59 2016年12月号 試読

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多聴多読マガジン Vol.59 2016年12月号 試読

10 2016 DECEMBER海外の友人や知人、あるいは外国人の同僚と、日本語で話すのと同じように英語で話をしてみたい。そう考えたとき、多くの人が「何を話せばいいのかわからない」ことに気づきます。英会話もある程度できるし、発音の練習もやった。でも、肝心の話すことがない。そんなとき、どうすればいいのでしょうか?ヒントは「書けない英語は話せない」という英語習得の鉄則です。今回の特集では、英語で自由に「自分の考えを伝える」ためのエッセイの書き方と、それを応用した会話上達法を紹介します。エッセイと聞くと、「書くのは苦手」と敬遠してしまう人がいるかもしれません。心配は無用です。英語のエッセイは、だれにでもわかりやすく「自分の考えを伝えるための道具」です。そして、その本質は「たった5 行(5 つ)の英文」で表現することができます。それを私は「5 行エッセイ」と呼んでいます。A4 の紙1枚分のエッセイを書いた場合、単語数は300 語程度です。5 行エッセイはこの紙1枚のエッセイの骨格となります。つまり、5 行エッセイができれば、その骨格に肉付けをすることで、紙1 枚分の立派なエッセイに発展させることができます。5 行エッセイの効能はそれだけではありません。それはそのまま会話に応用することができます。紙1枚分のエッセイは(スピーチの原稿にはなりますが)そのまま普段の会話に使うことは困難です。しかし、5 行であればそのまま普段の会話の中で話すこともできます。しかも、その5 行は「あいさつ」や「決まり文句」ではなく、「自分の考え」を凝縮したものです。つまり、私たちは、5 行エッセイを書くことで自分の考えを整理することができるのです。それを会話に活用しない手はありません。早速、その方法を見ていきましょう。自分の考えは、たった5 行で表せる!解説・青野仲達(ビジネス・ブレークスルー大学経営学部教授)友人との会話やビジネス、ハーバード大学の授業でも通用する万能スキル、「5 行エッセイ」を特集。その基本を身につけ、会話力アップにつなげます。5行エッセイとは?Unit 1