ブックタイトル「ハリー・ポッター」Vol.8が英語で楽しく読める本 試し読み

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「ハリー・ポッター」Vol.8が英語で楽しく読める本 試し読み

8Harry Potter and the Deathly Hallows(2007 年7 月21 日刊) ダンブルドアが死んだ今、ヴォルデモートは力をいっそう強め、魔法省をますます支配下におさめるようになりました。ハリー、ロン、ハーマイオニーは、残った4 つの分霊箱を探し出す旅に出ました。ハリーたちは分霊箱のひとつを見つけ出して破壊したあと、ダンブルドアが遺してくれたおとぎ話の本の中の物語に、手がかりが示されていると気づきます。ヴォルデモートは物語に登場する時別な魔法の杖を手に入れたがっているに違いない、と。それは持ち主に絶大な力を与える、ニワトコの杖でした。3 人がホグワーツに戻ったとき、ヴォルデモートはニワトコの杖をすでに手に入れていました。この杖は、実は持ち主であったダンブルドアの墓に、亡骸とともに埋葬されていたのですが、ヴォルデモートは墓を暴き、それを奪ったのです。けれどもヴォルデモートは、この杖を思いどおりに使うことができませんでした。この杖は、前の持ち主を殺した人にのみ忠誠を尽くす杖だったのです。ダンブルドアを殺したのはスネイプですから、ヴォルデモートは杖を使いこなせるようになるためにスネイプを殺さなければならないと考え、スネイプを殺害。けれどもスネイプは、実はダンブルドアから頼まれて彼を殺したので、真の殺人者とは言えず、ニワトコの杖の真の持ち主でもありませんでした。スネイプの死後、ハリーは憂いの篩ふるい(ペンシーブ)を使ってスネイプの記憶を探り、ヴォルデモートの蛇ナギニがもうひとつの分霊箱であること(このときまでに、さらにふたつの分霊箱が破壊されていました)、ヴォルデモートが死ぬためには自分も死ななければならないことを知ります。死を受け入れたハリーは、自分の身を守ることなくヴォルデモートに近づきます。そしてヴォルデモートはハリーに死の呪いをかけます。夢の中のような世界で目覚めたハリーの前にダンブルドアが現われ、次のように説明してくれ