やさしい洋書ガイド 試読

やさしい洋書ガイド 試読 page 2/22

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2はじめに 英語なんて怖くないよ! つらい思いをしなくても英語が読めるようになれるよ! とお伝えするのがこの本の目指すところです。 SSS 英語多読研究会がやさしい英語の本の書評をウェブ上で公開し、多読を....

2はじめに 英語なんて怖くないよ! つらい思いをしなくても英語が読めるようになれるよ! とお伝えするのがこの本の目指すところです。 SSS 英語多読研究会がやさしい英語の本の書評をウェブ上で公開し、多読を実践する人たちの交流の場として掲示板を設けてから10 年以上が経過しました。おかげさまで、「多読」という方法論も広く知られるようになり、ネット書店の洋書ジャンルには「多読の一助に」という表示まで出るようになりました。そのため、「多読という方法が英語を身につけるのにいいらしいが、もっと具体的にどんな本を読めばいいか知りたい」というかただけでなく、「多読がいいと聞いて、少しやってみたけれど、どうも長続きしなかった」というかたも増えてきました。 本書では「楽しいから続けられる」ことを一番大切に、興味やその日の気分に合わせて本を選べるように工夫しました。子どもたちに語彙力をつけよう、言葉遣いを教えようという意図を持って書かれているもの、大人の本を読むときに必要な背景知識が得られるもの、文化の違いに気づけるものなど、知らず知らずのうちに英語力を総合的に高められるものを集めています。 ご紹介している本の大部分はアメリカの本です。現在日本で英語力の証明に求められるTOEIC や最近話題のTOEFL はアメリカ英語が中心ですし、アメリカ人の常識を前提にしています。多読はすらすらと英語が読めるようになることを目指すもので、資格試験の点数向上を直接の目的としていませんが、派生効果として点数も上がりますので、その効果を最大限にするために、アメリカの本を中心に選びました。 また、外国語として英語を学習する人向けの教材として、語彙や文法事項を制限し段階的に難しくなるように書かれたGraded Readersは、レベル順に下から読めばよく、本選びのアドバイスがほとんど不要なので省かせていただきました。