やさしい洋書ガイド 試読

やさしい洋書ガイド 試読 page 15/22

電子ブックを開く

このページは やさしい洋書ガイド 試読 の電子ブックに掲載されている15ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「電子ブックを開く」をクリックすると今すぐ対象ページへ移動します。

概要:
19第1 章● 季節に合わせて本選びNate the Great and the Mushy ValentineThe Valentine StarNate the Great #16The Kids of the Polk Street School #6バレンタインデーにNate は愛犬Sludge の小屋で、カードを見....

19第1 章● 季節に合わせて本選びNate the Great and the Mushy ValentineThe Valentine StarNate the Great #16The Kids of the Polk Street School #6バレンタインデーにNate は愛犬Sludge の小屋で、カードを見つけました。誰がイヌに“ABH” というイニシャルも添えたカードを送ったのでしょう? そこに友だちのAnnie からの捜査依頼も届きます。制作中のバレンタインカードを紛失したというのです。Nate はふたつの謎に挑みます。バレンタインデーが近づき、クラスにはピンクのバレンタインメールボックスが置かれました。韻を踏む単語を探したり詩を考えてカードを作り、先生やクラスメートに贈るのです。クラスモニターに選ばれたEmily は、Sherri が黙って席を離れたことを先生に報告しSherri の仕返しを恐れることに……。バレンタインデーには心を込めたカードを!Marjorie WeinmanSharmat(絵)Marc SimontYearlingNate the Great★★2,078ミステリAuPatricia Reilly GiffYearlingThe Kids of the PolkStreet School★★6,506小学校生活なし著者出版社シリーズ難易度語数ジャンル音源著者出版社シリーズ難易度語数ジャンル音源 9 歳の少年Nate は、トレンチコートに身を包み仕事はひとりで片づけるハードボイルド探偵……のつもりですが、ぢつはいつも愛犬Sludge がお供。好物はパンケーキ、というおこちゃまぶりが微笑ましい。 大きな文字、可愛いイラスト、短くいい切るリズムのよい文章で、読んでも聞いても楽しめます。やさしい単語でこれだけの内容が伝えられるのかと驚き、「英語を書いてみたくなった、書けそうな気がする」という人が何人も現れた人気シリーズです。 この本は、「いきなりこれから読むよりも、シリーズを何冊か読んだあとに読むと楽しさ倍増」という声をよく聞きます。シリーズ第1 巻はNate the Great(★★、総語数1,585 語)です。 著者のパトリシア・ライリー・ギフは、Lily’s Crossing、Pictures of Hollis Woods で2 度のニューベリーオナー賞に輝きました。飢えや戦争などの極限の苦しみにある人々の心を掘り下げた作品をたくさん書いていますが、シリーズものはずっと気軽に読める作品が多くなっています。弱い立場の人も登場しますが、その人たちを温かく包む作者の眼差しが作品の魅力となっています。 このシリーズの第1 巻は、The Beast in Ms. Rooney’sRoom(★★、総語数 8,609 語)で、小学1 年生をやり直すことになった、まわりより少し幼いRichard の学校生活を描いています。休み時間や昼食のようすなど、アメリカの小学生の日常生活がよくわかって楽しいシリーズです。あらすじあらすじ