ブックタイトル相手を動かす 英語プレゼンテーション

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概要

相手を動かす 英語プレゼンテーション

第1章なぜプレゼンテーション力が企業で重要視されるのか?られビデオで撮影される。日本のビジネスマンの多くは、普段から人前で話すこともあまりなく、どちらかというとそういう機会から逃げてきた人たちがほとんどである。汗をかきながら必死で3分間のスピーチを行う。ほとんどの人がスピーチの体をなしていない状態である。そしてこの人たちが、2日目の夕方に3分間のショートスピーチを行うとどうなるだろうか。これが本人たちにとって信じられないほど素晴らしいできばえになる。初日の午前中に撮ったビデオと2日目の終了間際に撮ったビデオを比べてもらうとあまりの差に驚きを隠せない。プレゼンテーションスキルは、もっともトレーナブル(訓練可能)なのである。逆に英語力は、たったの2日で飛躍的に伸びることはありえない。プレゼンテーションスキルは楽器でいえばピアノやバイオリンのようなものである。そのなかでどんな訓練を行うのかは、本書の動画をご参照いただきたい。なぜプレゼンテーションは上手な人と下手な人がいるのか。それはプレゼンテーションの練習をしているかどうかにつきる。英語と違うところは、優れたトレーナーについて訓練すれば、驚くほど上達するスピードが速いということである。これを経験した人たちは、とても勇気づけられコミュニケーション力の本質について理解する。訓練することによってこんなに変わるのであれば、プレゼンテーション以外のコミュニケーションスキルについてもすぐにでも身につけていきたいという意欲が湧いてくる。グレートコミュニケーター(コミュニケーションの達人)と呼ばれる人たちがいる。彼らはいかなる場面においても、適切なコミュニケーションスキルを使い周りを説得したり、モチベートし、インスパイアしたりすることができる。結果として周りにはフォロワーがたくさんできてくる。多くの人にリスペクトされ慕われている人生は幸せである。もちろんビジネスの側面でプレゼンテーションスキルが重要であることは述べたとおりであるが、自分の人生を幸せにするのもコミュニケーションスキルなのである。参考までに、次ページにコミュニケーションのスキルセットを紹介する。人数、目的、相手のモチベーションや能力に応じて、適宜使い分けることが重要だ。17